ロール網戸のお手入れ方法まとめ!掃除手順や注意点を解説!

ロール網戸は巻き取りタイプの網戸で、使用しないときはケースの中にコンパクトに収納できます。 網戸の存在感を少なくすることができる魅力的なアイテムですが、一般的な網戸と違って収納ケースがあったり取り外しが難しかったりするため、掃除には気を付けなくてはなりません。 そこで本記事では、ロール網戸の掃除方法と掃除をするときの注意点を紹介します。あわせて、ロール網戸の劣化が気になった場合の対処法も解説するので、参考にしてみてください。

この記事は約6分で読み終わります。

ロール網戸をキレイにする掃除方法とお手入れの方法

ここでは大掃除の仕方と普段のお手入れ方法にわけて、ロール網戸の掃除方法を解説してきます。

大掃除の方法

ロール網戸を大掃除するときは、洗剤を使って溜まった汚れを落としていきます。そして、普段なかなかメンテナンスできない網戸の収納ケースもお手入れしておきましょう。

準備するもの

ロール網戸を大掃除するときは、以下のものを準備しましょう。

・ハタキ

・ぞうきん、またはスポンジ

・中性洗剤

・バケツ

・ゴム手袋

・掃除機

・つまようじ、または綿棒

ハタキは、ロール網戸を普段掃除する際にも使用します。100円均一ショップでも手軽に入手できるので、用意しておくと良いでしょう。

ハタキがない場合は、使い古しのストッキングを割り箸に取り付けた「即席ハタキ」を使っても構いません。

中性洗剤は、普段使っている台所用の洗剤を使用してもOKです。バケツにぬるま湯を半分ぐらい入れ、中性洗剤を適量混ぜて準備しておきましょう。

網戸の掃除手順

ロール網戸の掃除手順は以下のとおりです。

1.ハタキで室内側についた網戸のホコリを軽く落とす

2.ぬるま湯で溶かした中性洗剤をぞうきんやスポンジに染み込ませ、室内側から網戸の汚れを拭き取る

3.水に濡らして絞ったぞうきんやスポンジで洗剤を拭き取る

4.外側も同様に2~3の手順で掃除をする

5.よく乾燥させる

網戸を掃除するときは「室内側から汚れを拭き取る」ことが重要です。

室外側から拭き掃除をしてしまうと、外側に付着していた汚れが網戸の目に詰まることがあるので、汚れが軽い室内側から掃除をするようにしましょう。

収納ケースの掃除方法

網戸の掃除が終わったら、次は収納ケース部分を掃除していきます。収納ケースはカバーを外してから掃除しますが、製品によってカバーの外し方が異なるので説明書を確認しながら行ってください。

1.収納ケースのカバーを開ける

2.掃除機でホコリやゴミを吸う

3.つまようじ、または綿棒で細かいパーツに溜まったゴミを取り除く

4.カバーを拭いてキレイにする

カバーを開けたら掃除機で大きな汚れを取ります。汚れをキレイに落としたい気持ちから、掃除機の出力を強めに設定したくなるかもしれません。しかし、出力が強いと網戸を傷めてしまうおそれがあるので弱モードに留めておきましょう。

その後、収納ケースの端にある細かいパーツに溜まったゴミを取り除いていきます。

普段のお手入れ

ロール網戸は普段からお手入れをしておくことで、大掃除がとても楽になります。お手入れすることで、ロール網戸そのものを長持ちさせられるので、月に2~4回を目安に掃除してみてください。

準備するもの

ロール網戸の普段のお手入れには、以下のものが必要となります。

・ハタキ

・ぞうきんまたはスポンジ

・バケツ

・ゴム手袋

普段のお手入れは、大掃除のときの手順と違って中性洗剤を使用しません。より手軽にできるので、お部屋を掃除する際にあわせてお手入れしてみてください。

掃除の手順

ロール網戸の普段のお手入れ方法は以下のとおりです。

1.ハタキで室内側のホコリを軽く落とす

2.ぬるま湯に濡らして軽く絞ったぞうきんやスポンジなどで、室内側から網戸の汚れを拭き取る

3.外側も同様に行う

4.よく乾燥させる

雑巾やスポンジを濡らすときは水でも構いません。しかし、ぬるま湯のほうが、汚れ浮きが良く、また乾燥するのも速いのでおすすめです。

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ロール網戸を掃除するときの注意点!

ネットで作られている網戸はデリケートなアイテムなため、取り扱いに注意が必要です。掃除をする際は以下のポイントをおさえて、お手入れをしていきましょう。

有機溶剤や漂白剤を使用しない

網戸の掃除で使う洗剤は、どんなものでも良いというわけではありません。以下の洗剤は網戸表面の腐食や色あせ、変色の原因となるため使用を避けてください。

・ベンジン

・シンナー

・アルコール

・酸性洗浄剤

・アルカリ性洗浄剤

前述したように、洗剤を使用するときは中性洗剤を用います。その際も、洗剤が網戸に付着したままになっていると腐食につながってしまうので、しっかりと拭き取るようにしましょう。

タワシなどの硬いものでこすらない

タワシなどの硬いもので網戸をこすると、表面に傷が付いたり網戸のほつれや劣化につながったりするので使わないようにしましょう。

網戸に付着した汚れの多くは、ホコリや花粉、砂などです。硬いものでゴシゴシと強くこすらなくても汚れは落とせますので、ぞうきんやスポンジなどの柔らかいものを使って優しく拭くようにしましょう。

掃除の後はしっかり乾燥させる

水拭きした網戸をそのまま巻き取って収納してしまうと、湿気でカビが発生してしまうことがあります。網戸のカビを防ぐためには掃除したら網戸を開いて窓を開け、よく乾燥させてから収納するようにしましょう。

ロール網戸の劣化が気になったら業者に相談する

ロール網戸は、基本的にネット部分だけを交換することはできませんそのため、丁寧に掃除しても汚れが落ちなかったり、ネットに穴が開いてしまったりと不具合が起きてしまった場合は網戸の張り替えが必要になります。

費用を抑えるなどの理由からロール網戸の張り替えを自分で行えないか気になる方もいるでしょう。しかし、ロール網戸の張り替えは非常に困難です。ロール網戸には構造が複雑なものも多く、窓の種類によっては取り付けられない場合があるためです。

ブラケットやガイドレールの取り付けがズレてしまうと窓枠を不要に傷つけてしまうおそれもあります。ロール網戸の劣化などに不安がある方はプロに相談・依頼することがおすすめです。

業者に依頼することで、おうちの窓に適した型を適切に選ぶことができます。また、タッチで開けられるタイプや巻き取りやすいタイプなど、豊富な種類から選べるのもうれしいポイントです。

業者に依頼すれば手間なくキレイにロール網戸を取り換えできるので、時間がないという方は検討してみてください。

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ロール網戸のお困りごとなら金沢屋へ相談!

「ロール網戸の調子が悪い…」「網戸に穴が開いてしまった」といったお困りごとがある方は、金沢屋にご相談ください。

金沢屋は全国に300店舗構える襖、障子、網戸、畳の張り替え専門店で、居住環境に合わせた商品を豊富にラインナップしています。なお、網戸は張り替えだけでなく新調も可能です。

専門の職人がご自宅に伺い、現状を確認して最適な網戸をご提案します。どんなロール網戸が合うのかわからない方もお気軽に金沢屋にご相談ください。

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まとめ

ロール網戸は、定期的にお手入れをすることで見栄えももちも良くなります。日常のお手入れと、半年に一度の大掃除を行ってロール網戸をキレイに保ちましょう。

ロール網戸をセルフで取り換えようとすると、難易度が高いです。取り換えに少しでも不安がある方は、プロに相談することをおすすめします。

張り替え専門店の金沢屋では、網戸の新調も行っています。ロール網戸の取り換えをご検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。