「放っておくのは危険!」外れた網戸の直し方を紹介!

強風や強い衝撃で網戸が外れてしまったとき、自分では思うように直せない場合があります。また、これまで網戸を補修したことがなく、どのような方法で直したら良いのか困っている人も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、外れてしまった網戸の直し方を紹介します。 外れてしまった網戸を放置していると、トラブルに発展する可能性があるため、早めの対処が必要です。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

この記事は約6分で読み終わります。

網戸が外れる原因

通常であれば枠にしっかりと収まっている網戸ですが、思わぬ衝撃やきっかけで外れてしまうことがあります。

ここでは、網戸が外れてしまう原因について見ていきましょう。

外れ止めに問題がある

外れ止めとは、網戸が強風や地震などの揺れで外れないように固定するパーツです。別名「振れ止め」とも呼ばれています。

外れ止めがうまく機能していれば、網戸はそう簡単に外れることはありません。しかし、外れ止めが機能していない場合、強風や衝撃に耐えられず、次第に枠から網戸が外れてしまいます。

また、プラスチック素材の外れ止めもあり、経年劣化によって機能しない場合もあります。

強度の衝撃が加わる

外れ止めが機能している場合でも、強度の衝撃が加われば網戸は外れてしまいます。

たとえば、小さなお子さんやペットが網戸にぶつかってしまい、その衝撃で網戸が外れてしまうことも考えられるでしょう。

小さなお子さんやペットは手加減ができないので、網戸にぶつからないように大人が対策をとる必要があります。

たとえば、窓際に赤ちゃん用の侵入防止用のガードを取り付けたり、窓を開けないようにしたりするなどです。

ただし、ジャンプ力のあるネコなどは、赤ちゃん用のガードをよじ登ったり、ジャンプしたりして体当たりする可能性もあります。

その場合は、ペットが出入りできる専用の網戸もありますので、自宅の状況に合わせて対策をとりましょう。

経年劣化によるゆがみ

古い住宅に住んでいる場合、枠や網戸がゆがんでいることがあります。

枠自体がゆがんでしまうと、うまく網戸をはめようとしても、はめられないケースも少なくありません。また、網戸も同様に、ゆがんだ状態では枠にはめることが難しいでしょう。

枠や網戸がゆがんでしまった場合は、自己修復が不可能なため、業者に依頼することになります。

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網戸が外れたあとの対処法

網戸が外れてしまったとき、どのように対処したら良いのでしょうか。ここでは、網戸が外れたときの対処法を手順ごとに紹介します。

まずは網戸の状態をチェック

網戸が外れたときは、まず網戸や枠の状態をチェックしましょう。なぜなら、網戸や枠の状態によっては今後の対応が変わってくるからです。

網戸が古くなっていると、付け直したとしてもすぐに外れてしまう可能性があります。また経年劣化で枠や網戸がゆがんでいる場合も、修理はできないため、枠ごと新しいものに取り替える必要があるでしょう。

外れ止めなどの部品が故障している場合は、部品を交換するだけで外れた網戸を付け直せる場合があります。ただし、故障した部品はホームセンターなどでは購入できない場合があるため、業者に相談した方が良いでしょう。

網戸の取り付け方

外れた網戸は、以下の手順で取り付けていきます。

1.外れ止めを解除

2.網戸レールに差し込む

3.動かして動作確認

では、順番に詳しく解説していきます。

1.外れ止めを解除

まずは、外れ止めを解除しましょう。プラスドライバーを使ってネジを緩めると解除できます。ただし、ネジを緩めすぎると外れ止め自体が落ちてしまうので、慎重に作業してください

外れ止めの場所がわからない場合は、網戸側面の上部、左右に付いていないか確認しましょう。マンションに設置された網戸では、網戸上枠で室内側正面に付いているケースもあります。

2.網戸レールに差し込む

外れ止めを解除したら、網戸レールに差し込んでいきます。障子や襖を取り付けた経験のある方なら、同じような感覚で作業ができるでしょう。

差し込む際は、網戸の下部を手前にして、傾けるように持ちます。網戸をレールの上部から下部の順番で差し込んで取り付けていきます。

網戸をはめ終えたら、レールに網戸の戸車がきちんと乗っているかを確認しましょう。

3.動かして動作確認

網戸の戸車がレールに乗っていることを確認できたら、実際に動かしてみて動作確認を行います。ここで動きが悪い場合は、潤滑・滑走剤を塗ることで改善することもあります。

振動で外れることはなさそうか、レールにゴミなどが溜まっていないかをチェックしておくと、再度網戸が外れてしまう心配がなくなるでしょう。

網戸の動作確認と一緒に、窓の開閉も問題がないか確認しておくとさらに安心です。

外れた網戸を取り付ける際は、安全確保のため、風のない日を選びましょう。万が一強風で網戸が飛んでしまうと、二次被害が起きてしまう可能性があるからです。

戸車に異変があるとき

戸車に異変があるときは、以下の手順で作業を行います。

1.戸車に付着したゴミを取り除く

2.潤滑油をさす

3.ローラーの高さを合わせる

作業を行う前に、必ず戸車に付着したゴミを取り除きましょう。ゴミが付いたまま次の作業を行っても、効果が半減してしまうからです。

ローラーの動きが悪いときは、潤滑油をさすことでスムーズに動かせるようになります。ローラーの高さは、網戸側面の下部にあるネジで合わせられるので、調整してみてください。

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外れた網戸は早めの対処が必要

外れてしまった網戸は、放置せずに早めの対処が必要です。

なぜなら、外れた網戸を立てかけたままにしておくと、強風が吹いたときに飛ばされて人や車にぶつかる可能性があるからです。

たとえば、他人の車にぶつけた場合、損害賠償が発生するなど、大きなトラブルに発展することもあります。

高所にある網戸が飛ばされた場合、ぶつかったときの衝撃が大きくなるため、被害はさらに大きくなるでしょう。

このような事態を未然に防ぐために、外れた網戸はすぐに対処する必要があります。

また網戸がない状態で窓を開けていると、虫が入りやすくなります。蚊やムカデなどが室内に入り込んでしまうと、駆除が大変なことはもちろんですが、刺されて長引くかゆみや痛みをともなうこともあるでしょう。

さらに、外れた網戸をそのままにしておくと、周囲にだらしない印象を与えかねません。周囲にだらしない印象を与えている家は、空き巣にも狙われやすくなり、防犯上の危険度が上がってしまいます。

外れた網戸は自分でも簡単に直すことができますので、すぐに対処するようにしましょう。

ただし、自分で網戸を直すことが難しい場合は、専門の業者に依頼したほうが安全です。専門の業者なら、網戸が外れた原因を突き止め、最適な方法で修復してくれるでしょう。

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まとめ

今回は網戸が外れてしまったときの原因と対処法について解説しました。

網戸は外れ止めに問題があったり、強い衝撃が加わったりしたときに外れてしまうことがあります。経年劣化によって、枠や網戸自体がゆがんで外れてしまったときは、新しいものに変えた方が良いでしょう。

網戸が外れたままの状態で放置しておくと、さまざまな問題やトラブルを引き起こす可能性があります。 

網戸が外れてしまって直せないときは、お気軽に金沢屋へご相談ください。