「網戸に隙間が空いてしまった!」原因と対処法を徹底解説!

気温が高くなってきたり、換気をしたりするために、窓を開けて網戸にすることがあります。しかし、網戸の状態でしばらく過ごしていると、虫が入ってしまい、困っている方もいるのではないでしょうか。 網戸をしているのに虫が入ってきてしまう場合、網戸に隙間が空いている可能性があります。網戸の隙間をそのままにしていると、虫の侵入を許してしまうだけでなく、さらに隙間が大きくなる可能性も否定できません。 そこでこの記事では、網戸に隙間ができる原因と、隙間ができたときの対処法を紹介します。

この記事は約6分で読み終わります。

網戸に隙間ができる原因

なぜ網戸に隙間ができてしまうのでしょうか。ここでは、網戸に隙間ができてしまう確認していきましょう。

網戸のゆがみ

網戸に隙間ができる原因のひとつは、網戸のゆがみです。網戸の枠は思いのほか外れやすいため、何度も外れたり取り付けたりを繰り返していると、ゆがみが生じてしまうのです。

また、なんらかの衝撃が与えられることで、網戸がゆがむこともあります。

たとえば、小さなお子さんや飼っているペットが網戸にぶつかってしまい、網戸がゆがんでしまうケースです。

どちらも自分の意思では網戸にぶつからないようにコントロールすることは難しいため、窓際に柵を取り付けるなどの対策が必要です。

経年劣化

網戸に隙間ができるもうひとつの原因は、経年劣化です。木造住宅の場合は、木材が湿気を吸ったり乾燥したりを繰り返すため、時間の経過とともに縮んでしまうことがあります。

木材が縮んでしまうと、網戸の枠がゆがみやすくなり、網戸とサッシの間に隙間ができてしまうのです。

また、戸車がすり減ることによって、網戸とサッシの間に隙間ができてしまうこともあります。戸車がすり減ると、網戸の開閉がスムーズにできなくなり、無理に開閉しようとすると戸車が故障することもあるでしょう。

戸車が壊れてしまうと、さらに隙間が大きくなるため、早めの対処が必要です。

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網戸に隙間ができた場合の対処法

さまざまな要因によって網戸に隙間ができてしまったとき、どのような対処を行えば良いのでしょうか。

ここでは、網戸に隙間ができた場合の対処法を紹介していきます。

戸車の高さを調節

網戸とサッシの間に隙間ができたら、戸車の高さを調整しましょう。戸車の高さは、網戸を外さなくてもドライバーで調整できるため、力の弱い方でも簡単に作業できます。

戸車の位置は、網戸の下部にあり、戸車に付いているネジを回すことで高さの調整が可能です。

ネジは、固定用と調整用がありますので、調整用のネジを回してください。調整用のネジは、戸車の下部についています。また、網戸枠を固定するネジが近くにあるので、誤って網戸枠固定用ネジを回さないよう注意が必要です。

調整用のネジを時計回りに回すと戸車の位置が上がり、反時計回りに回すと戸車の位置が下がります。

作業を行う際は、網戸がしっかりレールにはまっているかを確認しましょう。網戸がきちんとレールにはまっていない状態で作業を行うと、網戸が外れてきて大変危険です。

また戸車が故障している場合は、新しいものに交換が必要です。自分では戸車を外して交換ができないと判断したときは、業者に依頼した方が良いでしょう。

隙間を埋める

戸車の高さに問題がない場合は、ほかのアイテムを使って隙間を埋めることができます。網戸の隙間を埋めるのに適しているのは、以下の3つです。

・隙間テープ

・モヘア

・ゴム

網戸とサッシの隙間に隙間テープやモヘア、ゴムを取り付けると、隙間が埋まって虫の侵入を防ぐことができます。

取り付けた直後は窓の開閉がキツく感じられますが、次第にスムーズに開閉できるようになるでしょう。

もし隙間テープやモヘア、ゴムなどを取り付けても虫が侵入してくる場合は、隙間を埋め切れていない可能性があります。その場合は、さらに毛の長いモヘアを選ぶなどの調整が必要です。

隙間テープやモヘアは、隙間を埋めてくれるだけでなく、防音効果も期待できます。期待する効果や網戸のタイプに合わせて、適したアイテムを選びましょう。

またどのアイテムも消耗品のため、使う度にすり減っていきます。定期的に状態を確認し、隙間が空くようになったら新しいものと交換するようにしましょう。

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網戸に隙間があるなら交換もひとつの手

網戸とサッシの間以外にも、隙間ができてしまうことがあります。たとえば、網が劣化して穴が空いてしまったり、網が緩んで枠から外れてきてしまったりするケースです。

網に問題があるときは、新しいものに交換しないと隙間を埋めることはできません。また枠自体がゆがんでいるときも、新調した方が良いでしょう。

網戸の交換は自分で行う方法と、業者に依頼する方法があります。自分に合った方法を選び、網戸の隙間を埋めていきましょう。

自分で交換する

網だけの交換であれば、DIYに慣れている方なら簡単に行うことができます。網を交換する手順は、以下のとおりです。

1.網戸を外して作業台の上にのせる

2.既存の網を外す

3.新しい網を枠よりも大きめにカットする

4.網押さえゴムで固定し取り付ける

5.余った部分はハサミでカットする

DIYに慣れていない方や、網の交換をしたことがない方は、道具を揃えるところからはじめる必要があるため、業者に依頼することをおすすめします。

またフレームごと交換する場合は、非常に手間がかかるため、専門のスキルをもっていない方はうまくいかないことも多いようです。そのため、フレームごと交換する場合は、業者に頼んで交換してもらうことをおすすめします。

業者に頼んで交換する

自分で交換できない場合や、修理が難しい場合は、業者に頼んで新しい網戸に交換してもらいましょう。

業者に依頼すると、失敗する心配もなく、時間も費用もかけずに新しい網戸に交換できます。

予算が限られている場合は、網を交換するだけでも効果的です。枠のゆがみは隙間テープやモヘアで調整できるため、業者と相談して最適な方法を選択しましょう。

ただし、網戸も消耗品であるため、経年劣化は避けられません。快適な生活を続けるためには定期的な新調がベストな選択肢といえるでしょう。

金沢屋では、網戸の新調は受注生産を行っています。現場の状況や網戸の状態、お客様のニーズを調査し、色味、耐久性など、最適な商品をご提案しています。

また網の交換に関しても、さまざまなグレードや価格の中からお選びいただけるため、予算内でおさめることも可能です。

網戸の交換や新調は、金沢屋にお任せください。金沢屋は全国に250以上の店舗をもつ、襖・障子・網戸・畳の張替専門店です。地域の熟練した職人が、お客様の悩みやニーズに応えるために日々腕を磨いています。

お電話をいただけましたら、すぐにご自宅にお伺いし、見積もりを作成いたします。見積もりや相談は無料で行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

今回は網戸に隙間ができてしまう原因と対処法について解説してきました。網戸は、枠の歪みや経年劣化などの理由から、隙間が空いてしまうことがあります。

隙間が空いてしまったときは、自分でも修理が可能です。ただし、自分では修理が難しい場合は、新調することも視野に入れて、業者に相談すると良いでしょう。

どの業者に相談したら良いかわからないときは、ぜひ金沢屋にご相談ください。網戸のお悩み以外にも、畳や襖の張り替えなども対応しております。