「網戸を後付けしたい!」網戸の種類や取り付け方を解説!

ドアや窓に網戸が付いていないと、ちょっと室内の空気を入れ替えたいと思っても、虫が入ってきそうで開けづらいですよね。「気兼ねなくドアや窓を開けたい…」というときは、網戸を後付けしてはいかがでしょうか。 今回は後付けにおすすめの網戸の種類や、後付け網戸の選び方について解説します。網戸を付けたいドアや窓がある人は、ぜひご覧ください。

この記事は約6分で読み終わります。

【網戸の後付け】おすすめの種類とは

まずは、さまざまな種類の網戸の中から、後付けするのにおすすめの網戸を3つ紹介します。

パネル(引違い)タイプ網戸

ひとつ目は、一般的に知られている網戸であるパネル(引違い)タイプ網戸です。左右にスライドして使用するため、オーソドックスな引き違い窓に後付けできます。

パネル(引違い)タイプ網戸のメリットは、いろいろな網を張れることです。網戸の網の種類に意識を向けたことがない人もいるかと思いますが、網戸の網には以下のようなさまざまな種類があります。

・網目が細かく虫が侵入しにくい網

・外部からの視線をシャットアウトできる網

・外の景色が見えやすい網

・薬剤入りで虫が長時間留まれない網

・金属やポリエステルなどでできている網

パネル(引違い)タイプ網戸は枠に網が張ってあるだけで、網を折りたたんだり巻いたりすることがないため、金属製の網なども張れます。網戸の仕組みを理解して、必要な道具を揃えれば、自分で網を張り替えることもできます。

アコーディオン(プリーツ)網戸

ふたつ目は、アコーディオン(プリーツ)網戸です。形状はカーテンのような形をしている網戸です。普段は網を折りたたんでおき、使用する際は広げます。特に玄関や勝手口のドアに後付けする人が多いです。

アコーディオン(プリーツ)網戸のメリットは、使わないときに小さく折りたたみ、収納することが可能なところがあげられます。そして、パネル(引違い)タイプ網戸のように場所を取らず、開口部の半分が網戸で埋まるようなこともないので解放感があります。

また、アコーディオン(プリーツ)網戸にもさまざまな種類があります。

・レールの高さが数ミリ程度のバリアフリータイプ

・全開口サッシや店舗の出入り口などにも対応できるワイドタイプ

・取り外し可能でメンテナンスがしやすいタイプ

・上げ下げ窓や開き窓に設置できるタイプ

タイプは多岐にわたるので、設置場所や住環境に合うものを選びましょう。

ロール網戸

3つ目は、ロール網戸です。不要なときはロールカーテンのように網を巻き取っておき、必要なときに広げることができます。

ロール網戸のメリットは、アコーディオン(プリーツ)網戸と同じく使わないときに小さく収納できることです。網戸を使わないときは網を巻き取っておけるので、ドアの出入りや窓の視界を邪魔しません。

ロール網戸にもいくつかタイプがあります。

・横引きロール網戸

・縦引きロール網戸

・巻き取りスピードがゆっくりなタイプ

・レールの高さが数ミリ程度のバリアフリータイプ

ロール網戸も上記のようにいくつかタイプがあるので、設置場所や使い方に合うものを探してみてください。

目次へ

【家庭別】後付け網戸の選び方のポイント

網戸が後付けできること、網戸にはいろいろな種類があることをお伝えしましたが、いざ自宅のドアや窓に網戸後付けしようとしたときに、どの網戸を選んだら良いかわからない人もいるでしょう。そこで続いては、家庭の状況別に後付け網戸の選び方を解説します。

ペットがいる家庭

ペットがいる家庭では、ペットの引っ掻きに強い網戸を選ぶのがおすすめです。普通の網戸ではペットの爪で破れることがあり、網戸が破れた箇所からペットが脱走する恐れもあります。

ペットが引っ掻いても破れにくい網戸としては、ポリエステル素材の網戸やステンレス製の網戸がありますが、とくにおすすめなのはポリエステル素材の網戸です。

ステンレス製の網戸は耐久力があり長持ちなのが特徴ですが、弾力性がないのでペットが引っ掻くと網目が広がったり跡がついたりすることがあります。

一方でポリエステル素材の網戸は、耐久性と適度な弾力、加えて爪が滑りやすい素材で作られているので、ペットが引っ掻いてもあまり傷が目立ちません。

ただし、ポリエステル素材の網戸は繊維が太く、設置すると室内が暗くなったり外が見えづらくなったりすることがあります。耐久性だけでなく、明るさや視界も確保したい場合は、ステンレス製の網戸を選ぶと良いでしょう。

周りに山や自然が多い家庭

自宅の周囲が山などの自然に囲まれている家庭では、室内から外の景色がキレイに見える黒色の網戸がおすすめです。

また、虫が多くて困っている場合は、虫が侵入しにくい細かい網目を使用した網戸や、虫が嫌う薬剤を配合した網戸を選ぶのも良いでしょう。

マンションの高層階

マンションの高層階や都会に住んでいる場合は、破れにくく防犯性の高いステンレス製の網戸が向いています。

虫があまり来ないのであれば、部屋の明るさや通風性を重視した1.15㎜~の大きめの網目のものを選ぶのも良いでしょう。外からの視線を遮りたいのであれば、光を反射したり拡散したりする効果があるグレーの網戸を選ぶのがおすすめです。

人通りの多い道路の面した部屋

窓が人どおりの多い道路や隣の建物に面しているので目隠ししたい、でも視界も良好にしたいというときには、屋外側がグレー、室内側が黒色のコンビカラーの網戸が良いでしょう。

黒色の網戸は外が見えやすく、グレーの網戸は光の反射で視界を遮るので、目隠しと開放感が両立できます。

目次へ

網戸の取り付けは業者に依頼!

網戸を後付けするには、そもそも網戸が取り付けできるドアや窓なのかをチェックしたり、適切なサイズを測ったりする必要があるため、業者に依頼するのがおすすめです。

無理に自分で取り付けようとすると、窓枠レールがなかった、サイズが合わなかったなどで失敗する可能性があります。

また、マンションの網戸は屋外の共有部分とみなされるため、後付けしたい場合は事前にマンションの管理組合に確認しましょう。

業者に網戸の後付けを依頼するときには、網戸の高さと幅を測って伝えておくと、作業がスムーズに進みます。既存の網戸を変更したい場合は、網戸の型番も伝えると良いでしょう。

網戸の後付けの業者を探しているのであれば、金沢屋をご検討ください。

金沢屋は襖、障子、網戸、畳の張り替え専門の、地域密着型業者です。創業から15年以上の知識と技術で、網戸の張り替えや後付けに対応します。

「ペットがいるので丈夫な網戸を取り付けたい」「外から見えないようにしてほしい」といった希望に最適な網戸をご提案しますので、ぜひ1度お問い合わせください。

目次へ

まとめ

ドアや窓を開けておきたいのに、網戸がないので開けられないというときには、網戸の後付けを

検討しましょう。

後付けにおすすめの網戸として、「パネル(引違い)タイプ網戸」「アコーディオン(プリーツ)網戸」「ロール網戸」があるので、設置場所や家庭の状況に合うものを選びましょう。

また、網戸は素材によってペットの引っ掻きに強い、外の景色が見えやすい、虫が寄ってきにくいなどの違いがあります。

家庭の環境に合わせて素材にまでこだわると、より快適に網戸が使えるので、ぜひ素材にも注目してみてください。

網戸を後付けするには、そもそも網戸が後付けできるのか、サイズはどれくらいかなどを調べる必要があります。知識や技術が少ない素人が無理に自分で対応しようとすると失敗する可能性があるので、業者に相談してみましょう。