網戸の正しい処分方法とは?捨てる際の目安も紹介!

引っ越しや交換などで不要な網戸がでてしまった場合、どのように処分すれば良いのかわからない方は多いのではないでしょうか? 正しい処分のルールを知っておかないと、周囲に迷惑をかけることになってしまいます。 今回は、網戸の正しい処分方法について解説いたします。また、処分の目安についても紹介しているので、参考にしてみてください。

この記事は約6分で読み終わります。

網戸の処分方法6選

網戸の処分方法は主に6つあります。自治体によって正しい方法は異なるため、ルールを確認しつつ正しく処分を行いましょう。

一般ゴミとして処分する

網戸は細かいパーツに分解することで、一般ゴミとして処分できます。パーツごとに使われている素材によって分別方法が異なる場合があるため、自治体のホームページで確認しましょう。

一般的には、以下のような分別方法が採用されています。

パーツ

分別方法

網戸枠(フレーム)

アルミ製:資源ゴミ
スチール製:燃えないゴミ

網(ネット部分)

ポリプロピレン:燃えるゴミ
グラスファイバー:燃えないゴミ

網押さえゴム

燃えるゴミ

網戸を燃えないゴミとして処分する場合の手順は、以下のとおりです。

1.コンビニやスーパー、ドラッグストアで指定のゴミ袋を購入する。

2.処分したい網戸をゴミ袋に入れる。可能な限り小さくし、袋から飛び出ないようにする。

3.ゴミ回収当日の朝に指定の場所まで運び出す。袋から飛び出さないように、必要に応じて新聞紙でくるんだり、紐でまとめたりしておく。

粗大ゴミとして処分する

網戸自体を処分したい場合、自治体によっては粗大ゴミとして回収を行っていることがあります。

ただし、「1辺が30センチメートルを超える立方体以上のもの」でなければ、粗大ゴミには該当しません。小さめの網戸は粗大ゴミで処分できない場合があるため、注意しましょう。

複数の網戸を同時に処分することも可能なため、引越しで数多くの網戸が不要になった場合には便利な方法です。

網戸を粗大ゴミとして処分する場合の手順は、以下のとおりです。

1.粗大ゴミ回収窓口に申し込みを行う。自治体によって定められた処理費用がかかるため、あわせて確認をしておくのがおすすめ。

2.処理費用に応じた粗大ゴミ処理券を地域のコンビニや郵便局の窓口で購入する。返金や交換には対応していないため、間違えないように注意が必要。

3.申し込み時に発行された受付番号を粗大ゴミ処理券に記入して、処分したい網戸に貼り付ける。

4.粗大ゴミ処理券を張った網戸を、回収日の当日の朝に指定場所まで搬出する。回収時にわかりやすいように、粗大ゴミ処理券は貼り付ける。

ゴミ処理場に直接持ち込む

自治体はゴミの最終処分場を運営しています。そこに網戸を持ち込めば、粗大ゴミとして処分する場合と比べて、格安で廃棄できます。なるべく費用をかけずに、網戸を処分したいと考えている方にはおすすめです。

一方で、ゴミ処理場まで持ち込まなくてはいけないため、車がない方には難しい方法といえるでしょう。処分したい網戸の数によっては、何回かに分けて持ち込まなくてはならず、手間がかかる可能性もあります。

車があり、多少であれば手間がかかっても問題ないという方には、おすすめの方法です。ゴミ処理場に直接持ち込む場合の手順は、以下のとおりです。

1.地域のゴミ処理場に問い合わせて、場所や回収できるものの種類を確認する。営業時間についても確認しておく。

2.網戸をゴミ処理場に持ち込む。

3.ゴミ処理場は地域の方のゴミしか受け付けていないため、その地域に住んでいることを証明する必要がある。証明するために、運転免許証や保険証などを準備しておく。

4.指定された場所まで網戸を運ぶ。廃棄場所に着いたら自分で網戸を運び出して、廃棄する。

張り替えの際に引き取ってもらう

不要な網戸は、ネットを張り替えするタイミングで、依頼した業者に引き取ってもらえる場合があります。ネットの張り替え時に、業者に問い合わせをしましょう。対応してくれるのであれば、そのまま任せていれば処分が完了します。

ほかの方法と比べても手軽であり、手間がほとんどかかりません。一方で、業者によっては別料金がかかる場合があったり、そもそも対応していない場合があったりするため注意しましょう。

引越しによって網戸を処分する場合は、そもそも張り替えが発生しません。その場合もこの方法で処分をするのは難しいでしょう。

買取に出す

お店によっては網戸を買い取ってくれる場合があります。買取を行っているお店に網戸を持ち込むだけでOKなため、車を持っている方にはおすすめの方法といえるでしょう。

しかし、買取価格がつかない可能性も大いにあります。利益を得ることは、網戸の状態にもよりますが、難しい可能性が高いと考えておきましょう。

その場合でも、無料で引き取りを行ってくれることが多いため、処分は可能です。

フリマアプリを活用することも可能ですが、買取手が見つからないことが多いです。さらに発送の手続きを自分で行わなくてはなりません。手間がかかる処分方法であるため、利益が出るかもしれないというメリットはあるものの、あまりおすすめはできません。

不用品回収業者を利用する

不用品回収業者を利用すれば、網戸を自宅まで回収しに来てくれます。自分で運搬する必要がないため、車を持っていない方も利用できる処分方法です。

自宅で待機しているだけで良いため、処分にかかる手間や時間がほとんどかからないといえるでしょう。業者によっては袋に網戸をつめたり、紐で縛ったりする必要がない場合もあります。網戸を置いておくだけで処分が可能であるため、最も手軽な方法かもしれません。

一方で、処分に費用がかかる点には注意しなければなりません。ほかの方法と比べて高額になりやすいため、費用を調べたうえで依頼をするように心がけましょう。

目次へ

網戸を処分する目安とは?

網戸には寿命があり、それを目安にして処分を検討するのがおすすめです。網戸を処分する目安について、網(ネット)と網戸枠(フレーム)に分けて解説します。

網(ネット)の寿命は5~10年といわれている

一般的に網(ネット)の寿命は、5~10年といわれています。日当たりが良いなど環境によっては、2年程度と短くなる場合もあるでしょう。

寿命が短いと感じるかもしれませんが、網自体の劣化であれば張り替えで対応ができます。業者に依頼をすれば、手間もほとんどかからないため、張り替えで対応をしましょう。フレームごと処分する必要はありません。

網戸枠(フレーム)は15~20年で劣化する

網戸枠(フレーム)は、約15~20年で劣化します。枠が劣化した場合、補修はできません。そのため、網戸全体の交換が必要となり、古い網戸は処分しなければなりません。

本記事でご紹介した方法を参考にし、正しく処分しましょう。 

目次へ

まとめ

網戸の処分方法は、自治体によって異なります。そのため、ルールを確認しつつ、正しい方法で処分を行いましょう。

網戸の張り替えや交換は、業者に依頼するのがおすすめです。金沢屋は、全国に300店舗以上展開しており、スピーディーな対応が可能です。網戸のことでお困りなら、金沢屋にご相談ください。