目次
網戸のサイズの測り方と測るときの注意点
網戸のサイズを測るには、網戸の高さ・横幅・レールのすき間の3か所を測る必要があります。正確なサイズで網戸を設置するには、コツを知っておくことが重要です。それぞれの測り方と、測るときの注意点を見てみましょう。
網戸のサイズの測り方
網戸のサイズを知るのに、測定が必要な3か所それぞれの測り方は、次のとおりです。なお、網戸を張り替えるときと新調するときでは、測り方が異なりますので、ここでは新調するときの測り方をメインに紹介します。
1.高さを測る
最初に、網戸枠を使って高さを測ります。正確な数値を出すために、右端・中央・左端と3か所の高さを測ります。このとき、下側は網戸レールの下先端・上側は上先端までを、ミリ単位で測りましょう。
3か所の誤差が大きい場合は、測り間違えているか、もしくは歪みや破損が生じているかも知れません。誤差が小さければ、最も小さいサイズを目安にしましょう。
張り替える場合も、新調するときと同じように網戸の枠で高さを測ります。最も長い箇所を基準にしますが、より正確に測りたい場合は、新調と同じく右端・中央・左端を測ると良いでしょう。
2.横幅を測る
次に、横幅を測ります。網戸はサッシにはめ込まれており、見えている部分と実際の幅が異なるため、窓枠も含めてガラス戸の端から端までを測ることが重要です。
上端・中央・下端の3か所に加え、網戸を止めるゴムを埋め込む溝の幅や深さも測りましょう。新しく張る際には、以前使っていたゴムを基準にします。
張り替えるときも、枠を使って幅を測ります。同時に、以前使ったゴムの大きさも測っておくとスムーズに進められます。
3.レールのすき間を測る
ガラス窓と網戸レールのすき間も、網戸のサイズを知るのに必要な情報ですので、測るのも忘れないようにしましょう。レールの厚みの中心から、ガラス戸の端までのすき間が該当します。
すき間がもっとも狭くなる場所を測りますが、狭すぎると取り付けられない場合があるため、注意が必要です。
網戸のサイズを測るときの注意点
網戸のサイズは、慣れないうちは正確に測るのは難しいものです。間違えないように測るには、次の3点に注意しましょう。
メジャーは金属製のものを
網戸のサイズを測るときに使うメジャーは、必ず金属製のものを選びましょう。裁縫などで使うタイプの、布や樹脂でできたメジャーでは、まっすぐ測るのが難しく、正確に測定できない可能性があります。
メジャーはまっすぐにあてる
1人で測っていると、メジャーが斜めになっても気づきにくいうえ、正しく測定できないことがあります。できるだけ2人以上で協力して測定し、メジャーをまっすぐあてるようにしましょう。
レールの位置が上と下で違う
網戸レールの位置が上下で違う場合は、それぞれの出幅を測っておきましょう。差によっては、取り付けができないこともあるためです。
網戸の張り替えと新調時の注意点
先述したとおり、網戸の交換には張り替えと新調があります。いずれの場合も、初めて作業をする際はやり方が難しく、自分でやろうとすると失敗してしまうこともあるでしょう。
ここでは、それぞれの作業における注意点を解説します。
網戸を自分で張り替えるときの注意点
網戸を自分で張り替えるには、新しい網戸のほか、網押さえゴム・ゴムを外すマイナスドライバー・余分な網を切り取るカッターナイフなど、さまざまな道具が必要です。うまくいかずに失敗すると網がゆるんだり、しわができたりするので、慣れないうちは難しいと感じるでしょう。
網のゆるみやしわがあると、網戸の性能が発揮できなくなり、虫が入りやすくなってしまいます。完璧な仕上がりを目指したい人は、かなり時間もかかってしまうでしょう。
網戸を新調するときの注意点
網戸は、サイズやタイプが細かく分かれており、設置場所に合ったものを準備しなくてはいけません。自分でやろうとすると、誤ったサイズやタイプの網戸を購入してしまう可能性があります。
採寸がうまくいかなかった場合は、調整ネジを使って高さを調整しなければならないこともあります。このときは、より細かい採寸が求められるのです。
張り替え・新調のどちらも、自分でやれるようになるにはかなり長い時間がかかるといえるでしょう。
網戸の張り替え失敗したくないなら業者に頼もう
自分で網戸の張り替えをして失敗したくない方は、専門業者に依頼すると安心です。業者への依頼によって、どのようなメリットがあるのかを紹介します。
網戸の張り替えを業者に頼むメリット
網戸の張り替えを業者に頼むと、網戸にシワやたるみがなく、キレイに仕上がります。そのため、網戸を長持ちさせることが可能です。
また、網戸をグレードアップすることもできます。網戸には、次のように機能性が高い網戸があるため、設置場所や目的によって選べます。
・プライバシーネット
外から家の中を見にくくできる網戸です。見通しの良い部屋に設置すると、プライバシーを保護できます。ただし夜間は光を反射せず、逆に外から見えやすくなります。夜間はカーテンを閉めるなどの対策が必要です。
・グラスファイバーネット
ガラス繊維でできており、丈夫で熱に強く、ほつれにくい特徴をもっています。巻き癖や折り癖がつきづらいため、DIYでも張り替えやすいです。
日差しが強い場所に使うと、長持ちさせられるのでおすすめです。
・ステンレスネット
網がステンレスでできており、金属であるため耐久性に優れ、15年から20年ほど長持ちします。コストはかかるものの、ペットを飼われているお住まいにおすすめです。
張り替えの作業以外にも、網戸の素材や機能性などを業者に相談できるため、設置目的に合った網戸を選ぶことができます。良い業者の選び方については、以下の記事でご確認ください。
「網戸の張り替えを業者に依頼するメリットと良い業者の選び方」
網戸の張り替えなら金沢屋
これまで紹介したように、網戸は自分で張り替えるのが難しく、失敗する可能性も高いものです。キレイに張り替えたいのであれば、専門の業者に任せるのが安心です。
網戸の張り替えを業者に依頼する場合は、ぜひ金沢屋へお任せください。金沢屋は、襖、障子、網戸、畳の張り替えの専門店です。地域に根差して仕事をしている職人が、お客様のお困りごとを解決すべく、相談できるパートナーとして豊かな暮らしをご提供いたします。
金沢屋のサービスはクオリティが高いと、お客様からご好評をいただいております。2003年に創業し、2011年からは全国展開をスタートいたしました。現在では全国に300店舗以上あるため、どこからご依頼をいただいてもすぐに対応可能です。
高品質な網戸へのグレードアップにも対応でき、居住環境や設置場所に合った最適な網戸をご案内いたします。網戸の張り替えを検討中の方は、まずはお気軽に金沢屋までお問い合わせください。
実際に見本を見ていただいたり、現地の状況を確認したりして、ご納得いただける仕上がりを目指したお見積もりをご案内いたします。
まとめ
網戸の張り替えには、まずサイズを正確に測る必要がありますが、作業に慣れていないと測るのも難しいものです。網戸をキレイに張り替え、気持ちの良い生活を送るために、ぜひ金沢屋にお任せください。張り替え・新調のどちらも行っておりますので、現状に合わせて最適な方法をご提案いたします。